新井城推定復元模型


新井城(概要)
 新井城(あらいじょう)は神奈川県三浦市三崎町小網代にあった標高27m(比高27m)戦国時代の丘城で、小網代湾と油壺湾の間を西へ張り出した岬(標高27m:比高27m)に築かれています。
 新井城は三浦道寸(義同)の最後の城として知られています。
 三方を海に囲まれた要害で、道寸はこの城に籠城して、北条早雲の攻撃に3年間持ちこたえましたが、永正13年(1516年)に落城しました。このとき討ち死にした三浦家主従たちの遺体によって港一面が血に染まり、油を流したようようになったことから、油壺という地名になったそうです。
 現在、城址の大半は京急油壺マリンパークや東京大学の敷地となっており、ハイキングコース沿いには土塁や堀切などの遺構を見ることができます。
 またマリンパークの北側、岬の突端に三浦道寸の墓があります。なお、毎年春には笠懸が披露される「道寸祭り」が開催され、この日はふだんは入ることができない空堀が一般公開されます。
新井城跡案内板

新井城(推定復元模型・縄張図)
 模型は縮尺1/5000、外枠寸法は幅209o×奥行157.5o×高さ16oのほぼA5サイズの大きさ。台枠はフォトフレームを使用し、素材は、スチレン・木・ペーパー、樹脂粘土、等です。(所蔵:田渕洋治 製作:岡田英樹)
新井城推定復元模型
新井城推定復元模型
新井城縄張図
新井城推定復元模型  模型は特注アクリルBOXに収納しました。アクリルカバーは、外形寸法は幅235×奥行184×高さ130mm、板厚3mmで、30mm厚の台座付きで、重量750g、アクリ屋ドットコムに特注しました。アクリルカバーは台座に嵌め込む方式ではなく、台座側面に外からネジ止めで固定する方式です。製作費は8,160円(税込)。模型は台座にゴム足(t=2mm)を介して接着固定しています。
 名称銘板は、城郭名称と縮尺を記入したものを東急ハンズ新宿店デザイン工房に特注しました。寸法は、50×10mmで板厚0.5mmです。方位板は、長谷川模型に特注です。アクリル製で直径10mm、厚さ2mmです。1個324円(税込)ですから10個まとめて発注です。
 アクリルBOXに入れると博物館の展示模型のようになり、見栄えが格段に向上します。
(展示ケース組込み:田渕洋治)

新井城(城址)
新井城跡
新井城跡
新井城跡

新井城(航空写真・地図)
新井城跡航空写真
新井城跡地図

新井城(YouTube)

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