深沢城推定復元模型
深沢城(概要)
深沢城(ふかざわじょう)は、静岡県御殿場市の馬伏川と抜川の合流地点の台地突端(標高418.4m)に築かれた戦国時代の平城(崖端城)です。
戦国時代に今川氏が築城したと云われ、駿河・甲斐・相模の境界地帯の要衝に位置する城として、北条氏と武田氏が争奪戦を繰り返しました。
北条氏の時代には北条綱成が在城し、武田信玄の軍勢と交戦しています。この際信玄から綱成に向けて深沢城の開城と北条氏との主力決戦を勧告する「深沢矢文」が射ち込まれたことでも知られています。
武田氏滅亡後は徳川氏の所領となり、深沢城は北条氏に対する境目の城として利用されましたが、天正18年(1590年)に北条氏が滅亡するとその役目を終え、深沢城は破却されました。
現在も馬出しや空堀などの遺構が良好な状態で残っており、城下にある大雲院に大手門が移築されています。静岡県指定史跡。
深沢城(推定復元模型・縄張図)
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模型は縮尺1/3800、外枠寸法は幅209o×奥行157.5o×高さ16oのほぼA5サイズの大きさ。台枠はフォトフレームを使用し、素材は、スチレン・木・ペーパー、樹脂粘土、等です。コーナーに飾り金具を取り付けています。
(所蔵:田渕洋治 製作:岡田英樹)
模型は特注アクリルBOXに収納しました。アクリルカバーは、外形寸法は幅235×奥行184×高さ130mm、板厚3mmで、30mm厚の台座付きで、重量750g、
アクリ屋ドットコム
に特注しました。アクリルカバーは台座に嵌め込む方式ではなく、台座側面に外からネジ止めで固定する方式です。製作費は8,160円(税込)。模型は台座にゴム足(t=2mm)を介して接着固定しています。
名称銘板は、城郭名称と縮尺を記入したものを写真用紙にプリンター印刷しました。寸法は、50×10mmで紙厚0.27mmです。
方位板は、
長谷川模型
に特注です。アクリル製で直径10mm、厚さ2mmです。1個324円(税込)ですから10個まとめて発注です。
アクリルBOXに入れると博物館の展示模型のようになり、見栄えが格段に向上します。
(展示ケース組込み:田渕洋治)
深沢城(城址)
深沢城(航空写真・地図)
深沢城(YouTube)
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