小金城推定復元模型


小金城(概要)
 小金城(こがねじょう)は、千葉県松戸市大谷口の標高22m(比高19m)の丘陵地帯にあった戦国時代の平山城です。大谷口城、開花城、とも呼ばれました。
 小金城は古利根川、中川、荒川流域の湿地帯を一望でき、城域は東西800m、南北700mに及ぶ12もの郭を備え、当時の下総国北西部においては最大規模を誇った平山城です。
 小金城は、天文6年(1537年)9月に千葉氏の家臣の高城胤吉によって築かれた城です。
 天正18年(1590年)の豊臣秀吉による「小田原征伐」で落城するまで、高城氏3代の居城として栄えました。
 その後、一時期、徳川家康の五男・信吉の居城となりましたが、信吉が本佐倉城を経て、水戸城に移ると廃城となりました。
 現在は城域の大半が住宅地化されていますが、北側の金杉口辺りが大谷口歴史公園として残されています。
小金城跡

小金城(推定復元模型)
 模型は縮尺1/6000、外枠寸法は幅209o×奥行157.5o×高さ13oのほぼA5サイズの大きさ。台枠はフォトフレームを使用し、素材は、スチレン・木・ペーパー、樹脂粘土、等です。コーナーに飾り金具を取り付けています。(所蔵:田渕洋治 製作:岡田英樹)
小金城推定復元模型
小金城推定復元模型  模型は特注アクリルBOXに収納しました。アクリルカバーは、外形寸法は幅235×奥行184×高さ130mm、板厚3mmで、30mm厚の台座付きで、重量750g、アクリ屋ドットコムに特注しました。アクリルカバーは台座に嵌め込む方式ではなく、台座側面に外からネジ止めで固定する方式です。製作費は8,160円(税込)。模型は台座にゴム足(t=2mm)を介して接着固定しています。
 名称銘板は、城郭名称と縮尺を記入したものを写真用紙にプリンター印刷しました。寸法は、50×10mmで紙厚0.27mmです。
 方位板は、長谷川模型に特注です。アクリル製で直径10mm、厚さ2mmです。1個324円(税込)ですから10個まとめて発注です。
 アクリルBOXに入れると博物館の展示模型のようになり、見栄えが格段に向上します。
(展示ケース組込み:田渕洋治)

小金城(縄張図)
小金城縄張図
小金城縄張図

小金城(城址)
小金城跡
小金城跡
小金城跡

小金城(航空写真・地図)
小金城跡航空写真
小金城跡地図

小金城(YouTube)

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