興国寺城推定復元模型


興国寺城(概要)
 興国寺城(こうこくじじょう)は、静岡県沼津市根古屋の北の山塊から南の舌状に伸びた標高30m(比高20m)の丘陵の一つに築かれた、室町・戦国時代の平山城です。別名、根古屋城。興国寺城敷地内には穂見神社が存在する。
 興国寺城は伊勢新九郎盛時(北条早雲)の最初の居城として知られる城です。
 今川・武田・北条各氏によってたびたび奪い合われた城で、武田氏滅亡後には徳川家康の支配下となり、家康が関東へ入封されると豊臣氏の家臣・中村一氏が城主をつとめました。
 関ケ原の戦い後は天野康景が1万石で入封しましたがのちに出奔したため廃城となりました。
 現在は国指定史跡として整備され、石垣、土塁、空堀などの遺構を確認することができます。
興国寺城

興国寺城(推定復元模型)
 模型は縮尺1/2000、外枠寸法は幅209o×奥行157.5o×高さ21oのほぼA5サイズの大きさ。台枠はフォトフレームを使用し、素材は、スチレン・木・ペーパー、樹脂粘土、等です。コーナーに飾り金具を取り付けています。(所蔵:田渕洋治 製作:岡田英樹)
興国寺城推定復元模型
興国寺城推定復元模型
興国寺城縄張図
興国寺城推定復元模型  模型は特注アクリルBOXに収納しました。アクリルカバーは、外形寸法は幅235×奥行184×高さ130mm、板厚3mmで、30mm厚の台座付きで、重量750g、アクリ屋ドットコムに特注しました。アクリルカバーは台座に嵌め込む方式ではなく、台座側面に外からネジ止めで固定する方式です。製作費は8,160円(税込)。模型は台座にゴム足(t=2mm)を介して接着固定しています。
 名称銘板は、城郭名称と縮尺を記入し写真用紙にプリンター印刷しました。寸法は、50×10mmで紙厚0.27mmです。
 方位板は、長谷川模型に特注です。アクリル製で直径10mm、厚さ2mmです。1個324円(税込)ですから10個まとめて発注です。
 アクリルBOXに入れると博物館の展示模型のようになり、見栄えが格段に向上します。
(展示ケース組込み:田渕洋治)

興国寺城(地図)
興国寺城跡地図

興国寺城(YouTube)