師戸城推定復元模型
師戸城(概要)
師戸城(もろとじょう)は、千葉県印西市師戸の印旛沼に面して南へ張り出した台地の南端(標高28m/比高m23m)に築かれた平山城で、現在は印旛沼公園として整備されています。
築城年代は定かではありませんが、鎌倉時代の14世紀に臼井城の支城として築城されたと云われます。築城当初は師戸四郎なる人物が在城していたそうです。
その後は臼井城の臼井氏、原氏の傘下に置かれたものと思われ、臼井城とは「渡し」で結ばれ、臼井城の防衛に大きな役割を果たしました。
文明11年(1479年)の太田持資・資忠、永禄年(1566年)の上杉謙信による臼井城攻撃でも、糧道を守る搦手の城として機能したと想像されます。
天正18年(1590年)の小田原の役で落城し廃城となりました。
師戸城(推定復元模型・縄張図)
模型は縮尺1/2700、外枠寸法は幅209o×奥行157.5o×高さ16oのほぼA5サイズの大きさ。台枠はフォトフレームを使用し、素材は、スチレン・木・ペーパー、樹脂粘土、等です。コーナーに飾り金具を取り付けています。(所蔵:田渕洋治 製作:岡田英樹)
模型は台座にゴム足(t=3mm)を取付けています。(アクリルBOX未組込み)
名称銘板は、城郭名称と縮尺を記入したものを写真用紙にプリンター印刷しました。寸法は、50×10mmで紙厚0.27mmです。
方位板は、長谷川模型に特注です。アクリル製で直径10mm、厚さ2mmです。1個324円(税込)ですから10個まとめて発注です。
師戸城(実景)
師戸城(地図)
師戸城(YouTube)