諏訪原城推定復元模型
諏訪原城(概要)
諏訪原城(すわはらじょう)は、静岡県島田市金谷にあった戦国時代の平山城(丘城)で、諏訪之原城とも書き、天正元年(1573年)、武田勝頼が家臣の馬場美濃守氏勝に命じて築城しました。城内に武田家守護神の諏訪大明神を祀ったことからこの名が付いたとされています。(徳川氏時代の城名は牧野城)
武田勝頼はこの諏訪原城を遠江攻略の拠点としましたが、天正3年(1575年)5月に三河長篠において織田・徳川連合軍に大敗を喫し、勢いに乗った徳川勢は諏訪原城も落城させたと言われています。諏訪原城はこの戦いで徳川氏の持城となり、その後は徳川氏の関東移封により天正末期に廃城になりました。
諏訪原城は標高は219m(金谷との比高は135m)の扇状の形をした平山城(丘城)で、別名「扇城」とも言われ、南北580m、東西1400mの面積を有し、深さ3〜7m、幅6〜14m、長さ20〜70mに及ぶ大空堀や水掘の跡が数箇所にわたり構築されています。建築物等は残っていないものの、堀・曲輪・馬出などの遺構がはっきりと残り、甲州流築城法を知る上で貴重なものとなっています。(昭和50年(1975年)11月25日:国指定史跡)
諏訪原城(推定復元模型)
模型は縮尺1/4400、外枠寸法は幅209o×奥行157.5o×高さ28oのほぼA5サイズの大きさ。台枠はフォトフレームを使用し、素材は、スチレン・木・ペーパー、樹脂粘土、等です。(所蔵:田渕洋治 製作:岡田英樹)
模型は台座にゴム足(t=3mm)を取付けています。(アクリルBOX未組込み)
名称銘板は、城郭名称と縮尺を記入したものを東急ハンズ新宿店デザイン工房に特注しました。寸法は、50×10mmで板厚0.5mmです。
方位板は、長谷川模型に特注です。アクリル製で直径10mm、厚さ2mmです。1個324円(税込)ですから10個まとめて発注です。
諏訪原城(実景)
諏訪原城(航空写真)
諏訪原城(YouTube)