臼井城推定復元模型
臼井城(概要)
臼井城(うすいじょう)は、千葉県佐倉市臼井田の印旛沼に面した標高26m(比高18m)の台地に築かれた室町時代〜戦国時代の平山城で、臼井氏の居城として知られています。
文明11年(1479年)には、太田道灌の率いる上杉方に攻められ、7カ月におよぶ篭城の末に落城しましたが、このとき道灌の甥の太田資忠らが討ち死にし、現在も臼井城の土塁の上に資忠の墓が残されています。
その後も千葉氏の家臣、原胤貞が城主を務めていた永禄9年(1566年)には上杉謙信(当時は輝虎)に攻められる(臼井城の戦い)など、何度も合戦の舞台となっています。
天正18年(1590年)、小田原征伐により原氏が滅びたのちは豊臣側に接収され、酒井家次が封じられましたが、慶長9年(1604年)、酒井家次の高崎移封に伴い廃城となりました。
現在は城址の一部(主郭と二郭)が公園として整備されています。佐倉市指定史跡。
臼井城(推定復元模型・縄張図)
模型は縮尺1/5000、外枠寸法は幅209o×奥行157.5o×高さ16oのほぼA5サイズの大きさ。台枠はフォトフレームを使用し、素材は、スチレン・木・ペーパー、樹脂粘土、等です。コーナーに飾り金具を取り付けています。
(所蔵:田渕洋治 製作:岡田英樹)
模型は特注アクリルBOXに収納しました。アクリルカバーは、外形寸法は幅235×奥行184×高さ130mm、板厚3mmで、30mm厚の台座付きで、重量750g、
アクリ屋ドットコム
に特注しました。アクリルカバーは台座に嵌め込む方式ではなく、台座側面に外からネジ止めで固定する方式です。製作費は8,160円(税込)。模型は台座にゴム足(t=2mm)を介して接着固定しています。
名称銘板は、城郭名称と縮尺を記入したものを写真用紙にプリンター印刷しました。寸法は、50×10mmで紙厚0.27mmです。
方位板は、
長谷川模型
に特注です。アクリル製で直径10mm、厚さ2mmです。1個324円(税込)ですから10個まとめて発注です。
アクリルBOXに入れると博物館の展示模型のようになり、見栄えが格段に向上します。
(展示ケース組込み:田渕洋治)
臼井城(縄張図)
臼井城(城址)
臼井城(航空写真・地図)
臼井城(YouTube)
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